ボーナス頼みの家計は危険

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今年はコロナ禍を受けて夏のボーナスがリーマンショック以来の下落と言われています。
冬のボーナスは更に厳しいものになると予想されています。
そこで改めてボーナスをあてにした家計は危険ということについて考えてみました。

ボーナス頼みの家計は危険
今日の記事はこのような方のお役に立てます
・ボーナス払いを利用している方
・年収に占めるボーナスの比率が高い方
・ボーナスをあてにした家計の方

ボーナス頼みの家計が危ない3つの理由

みなさん、今年のボーナスは普通に受け取れましたか?
もし例年に変わらず受け取れているなら、とても運がいいことです。

6月17日時点ですが大手企業でも前年比6%減 とリーマンショック以降の下げ幅を記録しています。

経団連は17日、大手企業の2020年夏の賞与(ボーナス)の1次集計結果を発表した。回答した86社の平均妥結額は92万5947円と、19年夏と比べ6%減少した。マイナス幅はリーマン・ショック直後だった09年夏(19%減)以来、11年ぶりの大きさ。比較できる1980年以降、3番目の減額率となった。
(日経新聞から引用)

そしてコロナによる需要減から冬のボーナスはますます厳しくなることが予想されています。

そもそもボーナスというのは、業績連動の性格のものですから、
企業にとっても減らしやすいということがあります。
業績連動ということは、コロナによって業績が厳しい業界にお勤めの方は今後も減る可能性が高いと考えたほうがいいということです。

減るまたはなくなることも視野にいれながら今できる対策は、
ボーナスがあることを前提とした計画をしないということになります。
具体的には、

・ボーナス払いで買い物しない
・住宅ローンなどの返済もボーナス払いを併用しない
・貯蓄は毎月の収入から

です。

ボーナスをあてにしない家計であれば、今後なくなるということがあっても
たちまち困るということはありません。

貯蓄や資産形成という点においても、
毎月の収入ではなく『ボーナスを貯蓄に回せばいいや』という考えではボーナスが少しでも減ると貯まらないということになってしまうので、やはり毎月の固定給から一定の割合を先取して貯めることが大切です。

まとめ

今回のコロナ禍の影響でボーナス減ということが現実のこととなり、
ボーナス前提の家計は危険!ということを改めて考えさせるきっかけになったのではないかと思います。

我が家では、昨年末に私が会社員を退職しているため、
元々ボーナスはなくなることを前提に生活していました。
今のところ夫のボーナスはありますが、ボーナスはないものと考えて計画しています。
そうすると、あればありがたいと思えますし、
なければないで生活できるものです。

今後は特に最初からボーナスをあてにしない家計にしておくことが安心なのではないかと思います。

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