老後の準備が必要な背景

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老後の資産に3,000万円差がつく独身OLの資産革命『マネーレボリューション』の美伽です(^^)/

最近はコロナ禍により収入が減ったり、
先行き不透明な将来にお金の不安を感じている方が多いかと思います。
実際にお客様とお話していると目先のお金の不安が心配なのに老後の準備まで考えられない･･･という方が多いのですが、
今お金の不安のある方こそ、今すぐにでも老後の準備は考えておく必要があると思っています。
老後の準備が必要な背景についてまとめます。

老後の準備が必要な背景

昨年国から発表された老後に2千万円たりない問題をうけて、
老後に漠然と不安を持つ方が増えたものと思います。
以前に比べると老後の準備は現実的に必要になっているし、
準備をしているかどうかで大きな差になってくるものと考えています。
老後の準備がなんでそこまで必要になったのか背景を考えてみます。

人生100年時代の到来

最近は人生100年時代と言われるようになりました。
そして実際に下記のグラフのように100歳以上の人口も激増しています。

既に人生１００年時代は始まっていて、
現在50歳以下の2人に1人は100歳まで生きるとも言われています。
2人に1人が100歳まで生きるなら、誰もが100歳までの準備が必要ということになります。

今の高齢者が現役世代の時は、60歳で定年を迎えて80歳前後で亡くなる･･･というのが
一般的な老後のイメージでした。
しかし人生100年時代において同じイメージで考えていたら、60歳で定年迎えて40年の老後を過ごすことになります。

長生きということはとても喜ばしいですが、
生きている限りかかるのがお金です。
寿命が長くなった分お金の寿命も伸ばす必要があるわけです。
思いのほか長い老後を無計画に過ごすよりは、理想の老後を実現するためには準備が必要ということになります。

・年金不安

老後の準備が必要な背景として年金不安があります。
冒頭でもお伝えした昨年国も認めた”老後2千万円足りない問題”ですね。
ご存知の通りの少子高齢化により、公的年金だけで過ごせる時代は終わりました。

公的年金は上表のように、現役世代の保険料で、高齢者の年金額を賄う”賦課方式”と言われる制度です。
昔のように高齢者が少ない時代は、6人以上の現役世代で一人の高齢者を支えていましたが、
2050年には現役世代1.3人で1人を支えなくてはならなくなりません。

現在の年金受給者のような年金額は間違いなく維持できないということになります。
ですので年金だけでは足りない分を準備しておく必要があります。

・マイナス金利

現在は低金利を通り越して、マイナス金利ということで、何の対策もぜず預貯金にお金を置いていても全くふえません。
下記のように、20年以上低金利が続いていて、今ではマイナス金利ということで普通預金では0.001%の利息しかつきません。

1980年代のバブルの時は郵便局では3%以上の金利がついていました。
10年定期預金では7%近くの金利が付き、10年お金を預けていれば倍になるという時代でした。

このような時代なら、使わないお金は定期預金においておけば10年でリスクなしで倍になっていたわけですから特に準備は必要なかったわけですね。

むしろリスクをとって投資をしていたような方が、バブルがはじけて損失を抱えてしまったという時代でした。

今は預貯金に置いたままでは、リスクを取っても増やさないと物価上昇分確実に負けていることになります。
ですので特に老後というように長期間先のお金については対策をするかしないかで大きく差がでてきてしまうのです。

まとめ

老後の準備が必要な背景についてまとめさせていただきました。
現在既に年金をもらってる高齢者の常識のままでは、
これからの老後はかなり厳しいものになってしまいます。

いざ老後を迎えて働けなくなってから後悔するよりは、
まだ働ける今将来について真剣に考えておく必要があると強く思います。

コロナ禍で目先のお金の不安がある中で将来のお金はなかなか考えづらいですが、
こんな時だからこそ将来のお金のこと、どうやって生きていきたいのかということを考え
今何をするべきかという現実に目を向けることが大切なのではないかと思っています。

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