今☆注目☆の元本確保型投信を考える

こんばんは✨
今日はだいぶ涼しくなり秋を感じる1日になりましたね(*^^*)

さて本日は昨日から、注目の元本確保型投信『ゴールドマン・サックス社債国際分散投資戦略ファンド2018‐09(愛称:プライムOne2018‐09)』の募集が開始されました。
同タイプの商品が7月の1回目の募集で好評であったことからこの度2回目の募集が行われています。

今回は販売している金融機関も増え、この時期銀行や証券会社で提案される機会もあるかと思い、この商品の是非について考えてみますφ(..)

ゴールドマン・サックス社債国際分散投資戦略ファンド2018‐09(愛称:プライムOne2018‐09)

◆この商品のセールスポイント

元本確保を目指しながらリターンも期待できる。
守りながら少しでも殖やしたい。
⇒元本保証がないので運用をためらわれる方向けの商品と言えます。

◆基本データ

・運用会社 アセットマネジメントONE株式会社
・設定日 2018年9月28日
・信託期間 2028年10月10日
・決算日 毎年10月10日

◆ファンドの概要

1. ファンドはゴールドマン・サックスが発行する円建債券(以下、ゴールドマン・サックス社債)に高位に投資し、設定日から約1 0 年後の満期償還時の当ファンドの償還価額について、元本確保をめざします。
2. ファンドは国際分散投資戦略の収益により決定されるゴールドマン・サックス社債の利金を獲得することをめざします。
3. ファンドはゴールドマン・サックス社債の利金収入から諸コスト等を差し引いた分配原資のなかから、年1回の決算時に分配を行うことをめざします。
※当ファンドは、特化型運用を行います

↑アセットマネジメントONEのHPから引用

⇒なんだか難しいですよね(-_-;) 簡単にまとめると、

・ゴールドマン・サックスが発行する円建て社債に投資する。債券ですので満期まで保有した場合は、元本が返ってきます。
リスクは発行体であるゴールドマン・サックス社が破綻することが一番のリスクになりますが、信用格付 A ですので非常に安定していると言えます。

・ゴールドマン・サックスの社債により調達した資金でレバレッジをかけた取引によりゴールドマン・サックスが運用する国際分散投資戦略により収益を目指します。
収益が出れば決算日に分配金が受け取れます。
過去10年のシミュレーションでは、2.1%となっています。

◆お申し込みメモ

・募集開始日 9月3日
・申込締切日 9月27日
・購入時手数料 上限1.62%
・信託財産留保額(解約手数料) 0.3%
・信託報酬(運用管理費)
①基本報酬 0.378%
②成功報酬 10.8%

◆リスク

・途中で解約すると元本割れの可能性がある。
・運用が悪いと分配金を1回も受けとれず元本がただ帰ってくるだけになってしまう。
・社債の発行体であるゴールドマン・サックスが破綻する(格付Aのため極めて安全と判断できますが)

◆まとめ

元本保証が好きな日本人のニーズを上手くつかんだ商品だと思います。
リターンは運用内容から10年で10%~20%くらいの期待値ですからそんなに高くはないです。
ですので既にご自身でインデックス運用などされている方があえて保有することはないです。
また50歳以下の方であれば、もっとリターンを追及した投資をしたほうがいいので私はオススメはしません。
50歳以上で、今後の投資できる期間が短く、自分で分散投資など考えるのが面倒で元本保証がないなら預金にしておく、という方には投資のきっかけにしていただきやすい商品だと思います。

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