生命保険が有効なのはこの２つのパターン

こんばんは✨

アラサーアラフォー働く女性の資産形成アドバイザーのおぱんです(^^)/

資産運用のご相談の中で、家計を拝見させていただくと保険料が家計を圧迫しているケースが多いです。
保険料は、住宅ローン、教育費と並んで人生の３大費用の一つと言われ、必要な商品を適切な保証額でご契約されているかどうかで人生で数百万～１千万は出費が変わってきてしまうお金が貯まるかどうかを左右する重要な要因です。そこで、今日は、

生命保険が有効な２つのパターン

生命保険は、終身保険や個人年金保険、定期保険、収入保障保険、ガン保険、医療保険…など様々な商品があり、どれに加入したらよいのかわかりにくい、または勧められると全て必要に見えてしまうというようなことがあると思います。
色々な種類の商品がございますが、ほとんどの方においては大きくは生命保険が有効なのは下記の２つになります。

①お子様が生まれた時の世帯主の方に万が一があった際の備え

生命保険というのは、万が一の際に必要になる大きな保障を得られるということが最大のメリットです。
ですので、お子様が生まれた時というのは、世帯主の方が死亡して収入が途絶えてしまうと困ってしまいますからそのような万が一のために生命保険で備えることはとても有効になります。
必要な保障額は、その方の収入や配偶者の方のお仕事の状況、お子様にどのような教育を受けさせたいかなどのご意向で変わってきます。
保険商品は、定期保険、定期付き終身保険、収入保障保険などが該当します。
必要保障額は、お子様の成長によって下図のように変わってまいりますので、『収入保障保険』で備えるのが合理的と考えます。

②60代以降の方の相続対策

60代以降で近い将来必要な資金以外でまとまった資金がある方は相続対策を意識していただければと思います。

・相続対策

相続税がかかる方が対象になります。相続財産が大きくなるほど、相続税の税率が高くなります。
当然ですが、税金の支払いは少しでも少なくしたいものですよね。
生命保険を活用すると、

で計算される金額を上限に死亡保険金額を非課税とすることができます。
この非課税枠を活用することにより相続財産を減らし、支払う相続税の支払いを少なくすることができます。

・遺産分割対策

これは誰でも必要になる対策になります。
相続人が複数人にいれば財産をめぐって”争族”につながる可能性があります。
生命保険を活用すると、死亡保険金受取人を指定することができます。
死亡保険金は遺産分割協議の対象外になりますので、生命保険を活用することで遺したい人に遺したい金額をご指定することができます。

・納税資金対策

こちらは相続税の支払いがある方の対策になります。
万が一があった後は、遺産分割協議が終わるまで預金は凍結され下すことはできません。
生命保険であれば、予めご指定いただいた死亡保険金受取人のお手続きでお受け取りいただくことができますので、お手続きが早ければ1週間で現金を受け取っていただくことができますので、迫った相続税のお支払いにも活用いただけます。

相続対策というと、『お金持ちだけが関係ありうちには関係ない』と思う方も多いのですが、少しでも資産があればどなたでも考えないといけない対策で、終身保険や一時払い終身保険などがご検討いただける商品となります。
資産の多寡にかかわらず、遺産分割協議でもめるケースは多いからです。元気な間に大切なご家族がもめない対策を考えておくことは有効なのではないかと思います。

まとめ

生命保険は、自分の状況に合ったものを加入いただくと有効に活用できるものです。
今日はその中でも生命保険を活用すると有効な２つのパターンについてまとめました。
生命保険の入りすぎはお金が貯まらない要因の一つですので、家計に占める保険料の支払いが大きい方は現在のご加入状況について一度ご確認いただくことをオススメします。

必要な商品や保証額はその人の状況によって変わってまいります。
保険のご加入状況や見直しについて個別コンサルティングを承っています。
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