こんばんは✨
アラサーアラフォー働く女性の資産形成アドバイザーのおぱんです。
私は仕事で20代や30代の方に接すると資産運用が浸透していないことを感じます。一人でも多くの特に若い方が資産運用の必要性を感じていただければいいなと思い今日は、
・なぜ資産運用が必要なのか知りたい方
・投資は怖いと感じている方
今の60代以上の方の場合、退職金と今まで貯めてきた預貯金、そして65歳から受け取る公的年金、会社によっては企業年金などで特に自助努力をしなくても堅実に生きていればなんとかなっているのではないでしょうか。
ですので、親が60代以上の場合、資産運用に悪いイメージを持っていて「堅実な預貯金が一番」とお子さんの資産運用に反対する方もいらっしゃるようです。
しかし60代以上の方と今は全く状況が違い、若い方ほど資産運用をしないと不安な老後が確定してしまうと言っても過言ではない理由について見ていきます。
若い方ほど資産運用が必須な３つの理由
①減る退職金
平均退職金の推移
勤続年数20年以上の大学卒では、1997年の2,868万円が2017年には1,788万円と約1,000万も減っています。同じように減っていくならば20年後には退職金は1,000万を割っている可能性が高いとも予想できますし、そもそも終身雇用が崩壊するなかで退職金がなくなっていることもありえるかもしれません。
今の退職世代の安泰は、退職金によるところも大きいと思うのですね。それが無くなったらと仮定したら、やはりその分自助努力が必要ということになります。
②公的年金の減額
厚生労働省では、年金給付水準は、年金額を現役世代の手取り収入と比較した「所得代替率」で表しますが、2014年の62.7％に対し、2050年には50.6％まで約２割引き下げる必要があると試算しています。
現在の賃金・物価水準に引き直して考えると、2014年度の夫婦の年金水準（夫の厚生年金と夫婦の基礎年金の合計）の月額21.8万円が、2050年には17.6万円になるというイメージです。実際には単純に計算できませんので、あくまでもイメージとして捉えてください。
現在、老後不安の最も大きな要因は年金不安によるところだと思います。
日本の公的年金制度は、現役世代の保険料で高齢者の年金額を賄う賦課制度といわれるものです。
少子高齢化により、1970年には8.5人で一人の高齢者を支えていたのが2050年には1.2人で支えないといけなくなると予想されています。今の年金額を維持できるはずがありませんし、現在は65歳からの年金受給開始年齢も68歳とか70歳に引き上げられるのではないかともいわれています。もう公的年金に老後を頼る時代はとっくに終わったのです。
③人生100年時代
こちらのブログでも何回か取り上げていますが、100歳まで生きる方も今でもすでに珍しくなく、『ライフシフト』という本では今の50歳以下の人の二人に一人は100歳まで生きる時代が来るとも予測しています。
生きている限りお金はかかるものですので人生が長くなるほど必要なお金は増えます。
しかも高齢になってからお金が足りなくなるというのは本当に不安なものだと思うのですね。だったら今対策できるうちにやはり老後の資産の準備が必要なのです。
まとめ
今まで退職金、公的年金があるからそれで老後は安泰とされていましたが、将来的にはその前提が崩れ収入は少なく、さらに人生100年時代により老後はかなり長いものになるため老後に必要な資金は増えるという時代になりつつあります。
そのために私たちができることは、現役世代のうちに老後に向けて例えば3,000万円の等まとまった資金を形成していく必要があります。
今は低金利ですので預貯金で積み立てると約8万3千円という積み立てを30年間継続する必要がありハードルはかなり高くなります。でも3％、5％と資産運用をすることで毎月の積み立てを金額を減らすことができます。5％ですと約3万6千円の積み立てで3,000万円を形成することができ、これくらいなら継続できそうと思われる方が多いのではないでしょうか？
若い方は、公的年金や退職金の減額等不利な時代だと思われるかもしれませんが、その代わりに今は国が長期の資産形成を進めているためidecoや積立NISAなど当時はなかった有利な制度もできています。
これらの制度を若い時から活用し資産形成をした方が、ピンチをチャンスに変えられる人だと思います。ぜひ早くから資産形成に取り組む方がふえればいいなと思います。
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